神戸市灘区はこどものむし歯予防先進地区!

先日、灘区の保健福祉部の方と会合がありました。その場で平成27年度の歯科健診結果の報告があり、我らが灘区のこどものむし歯データで驚きのデータが報告されました。

灘区の3歳児のむし歯有病者率(むし歯を1本でも持っているこどもの割合)は9.1%!

ちなみに神戸市の平均値が14.4%で、この値は神戸市のどの区よりも少ない数字です。毎年この数値は減少しており、平成26年度は10.8%でしたので、10%を切る時代がもうすぐやって来るとは思っていましたが、こんなに早く来るなんて!

厚生労働省が発表した目標では、「平成35年までに3歳児のむし歯のない者の割合を90%にする」とあります。神戸市灘区は早々この数値を達成しました。

会合に一緒に出席していた小児歯科専門医のI先生もこの数値を大変喜んでおられました。I先生が中心になって、数年前から子育てサークルに歯科医師が歯科相談に行ったり、子育て世代が集まるフェアに参加したり、と歯科医師会としても活動してきました。

なによりも灘区の住民の皆さんのむし歯予防に対する理解と行動の成果です。