歯医者選び、どうする?

当医院では初診の患者様に問診票を書いていただいています。問診票には「来院された理由は何ですか?」という欄があります。先日その欄に「週刊朝日を見て」と書かれた患者様がいらっしゃいました。

そういえば、と思い出したのが春先に週刊朝日編集部から日本歯周病学会専門医宛にアンケートが送られてきていました。

その内容が先日、発売された週刊朝日に掲載されたようです。

というわけで遅ればせながら先週書店に週刊朝日を買いに行きました。

「いい歯医者 歯周病編」と題して、全国の日本歯周病学会専門医の医院名や住所等が掲載されていました。記事と呼ばれるほどのものではなく、単なる一覧表に名前が載っているというだけでした。

こんな小さなところでも、読んでいる方はいるものだ、と感心してしまいました。

昨年も、週刊誌の読売ウィークリーが同様の特集をやっていました。

その時は我が医院の患者様が発売直後に「先生、載ってますよ」とわざわざ電話で知らせてくれました。その方のご職業はライターですので、雑誌のチェックはしょっちゅうなさっているようです。おまけに「この掲載のされ方は取材じゃなくて、アンケートをまとめたものね。」と。
ハイまさにおっしゃるとおりです。

「医者、歯医者をどうやって選ぶか?」患者様にとっては大変悩ましい作業です。そのため、しょっちゅうこういった記事や特集が雑誌に載っています。
しかし、ほとんどは広告(宣伝)が目的です。実際、医院宛てに『週刊誌の〇×にこういった特集を出すのですが、先生の医院のお名前をだしませんか?(←勿論有料)』と広告業者や新聞社から営業の電話がしょっちゅうかかってきます。

インチョーまったくそういった広告には興味がないので、すべて断っています。
その点、今回の週刊朝日や前回の読売ウィークリーはタダで掲載してもらえたので、なんだか得した気分になります。

・・・・・いえ、別に宣伝広告費をケチっている訳ではありませんよ(笑)。

医者、歯医者選びに個々の医院の情報公開は大切なものです。
インチョーもその考えでインターネットのサイトを立ち上げています。しかし、宣伝広告と情報公開の見分け方は大変です。最近は、両者の見分け方が特に難しくなっているように思います。

・・・・・・歯医者選び、どうしたらいいんでしょうね?