ザ・メインテナンス

歯周治療において最も大切なことは、歯の周囲の汚れをとることです。その次に大切なことは、再び汚れをつけないことです。

歯周治療前の歯には歯石がついています。歯石のついた歯の表面はザラザラ、ガタガタ。プラークを容易につけて歯の周囲を歯周病菌でいっぱいにしてしまっています。治療では歯石を丁寧にとることによりプラークは劇的に減ります。

歯周治療で歯石を丁寧にとった歯の表面には歯石はそうそう簡単につきません。しかし、歯周ポケットの中には時間が経つにつれプラークが蓄積していき、歯周病菌も少しずつですが増加していきます。

メインテナンスは歯の周囲に再びついた歯周病菌を洗い流し、キレイな歯の表面を維持していくことです。

メインンテナンスのもうひとつの役割は、歯周病の再発を見逃さないことにあります。歯周病は同じ患者様のお口のなかでも歯ごとに、さらには同じ歯の前側と後側でも進み方が違います。単純にお掃除をするだけでは歯周病の具合を見つけることができません。メインテナンスの時に歯周病の検査は欠かせないのです。

メインテナンスは歯の周囲についた再びついてしまうプラーク(歯周病菌)を丁寧に取り除く作業です。検査も含めて30分から1時間の時間を要しますが、数ヶ月に1回の来院で結構です。

宮本歯科・矯正歯科ではメインテナンス専用の診療室があります

医院は2階立て。患者様からも以前から2階は何があるんですか?と質問されることがありました。

なにしろ診療室の隅に階段があるものですから。

階段を登って2階にメインテナンス専用ルームがあります。
1階の診療室とはまた違った明るい雰囲気の診療室です。