人間万事 塞翁が馬

久々のインチョーブログ更新のタイトルは???でしょうか?

サッカー日本代表が激戦を終え帰国してまいりました。岡田代表監督が選手に常々言ってきかせる言葉が「人間万事 塞翁が馬」だそうです。

今回の南アワールドカップ、日本代表の戦いもまさに塞翁が馬だったように思います。
戦前のマスコミメディアこぞっての不評はすさまじいものでした。確かにインチョーも今回は予選リーグ3戦全敗、オランダはともかくとして他の国にぶざまな敗戦はして欲しくないなあと考えていました。

それが実際フタを明けてみると見事に決勝トーナメント進出をはたし、トーナメント1回戦も「もしかしたら!」というゲームでした。

パラグアイ戦の翌日、水曜日はインチョー休診日でしたので朝からワイドショーを見ていましたが、いつのまにやらサッカー日本代表は大ヒーローに。敗れたにも関わらずやんややんやの大賛辞にあふれていました。
まさに勝てば官軍。

確かに今大会の日本代表の戦いは素晴しかった。岡田監督の采配もすばらしいものでした。

しかし、ひねくれたインチョーにとってはどうも素直に喜べない感じがします。
初戦のカメルーン戦は本田選手のゴールが決まったからよかったものの、とても勝機のある戦い方ではありませんでした。運を天に任せた、というか。日本代表が築きあげた「繋ぎのサッカー」はいったいどこに消えてしまったのか、という戦い方でした。
しかし、勝利とはすごいもの。ラッキーでもなんでもあの勝利が次戦の健闘と次々戦デンマーク戦の快勝につながったのです。

ワイドショーでは「日本代表、感動をありがとう!」と賛辞の嵐です。
しかしインチョーの頭に浮かんだ言葉は「郷に入れば郷に従え」です。