フッ素による虫歯予防【乳歯の虫歯予防】

宮本歯科・矯正歯科では、フッ素による虫歯予防をお勧めしています。

特に以下のようなケースは積極的にフッ素使用をお勧めしています。

  • 乳歯の虫歯予防
  • 初期虫歯の進行抑制と改善
  • 修復物が多い口腔内の二次カリエス予防と抑制
  • 歯周病が進行して歯根面が露出している歯の根面カリエスの予防と抑制

それぞれのケースについて順番に少し詳しくお話します。

乳歯の虫歯予防への応用

一般的に乳歯のほうが永久歯よりもエナメル質が薄く歯質そのものも柔らかく出来ています。
そのため虫歯になりやすくかつ進行しやすい性質があります。
それだけに積極的な虫歯予防が必要で、虫歯になった場合も出来るだけ進行を抑える必要があります。

当院では乳歯に対してフッ素は非常に有効だと考えております。
フッ素は歯に取り込まれることで歯質を強く硬くする効果がありますが、さらに乳歯のほうが永久歯よりもフッ素の感受性が高く歯質内に取り込みやすいというデータもあります。

また、フッ素が虫歯菌そのものを抑える働きもあり、口腔内環境をより良く保つためにも効果的です。
治療や検診で当院を受診なさった方には比較的高濃度のフッ素塗布を年に2~4回行っています。
また虫歯になりやすい溝の部分に詰めて予防効果を発揮するタイプのお薬もあります。
期間や回数は年齢や歯の状態虫歯の状態などによって変わってきますので、詳しくはスタッフにお尋ねください。

また、ご家庭でもフッ素入りの歯磨剤を使うことをお勧めしてます。
最近はかなりの種類の子供用歯磨き剤にフッ素がはいっています。
(成人用にもフッ素入りが増えました)
濃度は低いですが毎日使用することで蓄積効果が期待できます。

当院の受付にたくさんの口腔ケア用品を用意しています。
歯磨剤だけでなく、清掃後に歯の表面に直接塗ることが出来るフッ素ペーストも優れものです。


虫歯になりやすいお子さんのためのフッ素洗口剤(ご家庭でうがい薬として使っていただく)もあります。
詳しい内容やお勧めのものはスタッフにお気軽にお尋ねください。