歯科医師会ってどうなの?

前回、インチョー歯科医師会が云々とブログに書いた途端、嫌なニュースが全国的に報じられました。「日本歯科医師連盟に対して迂回献金疑惑で東京地検が強制捜査へ」


日本歯科医師連盟(日歯連)は政治団体ですので、歯科医師会とは別組織ですが、何たる汚点(泣)しかもこの団体2回目です。


インチョーが開業する前、日歯連は自民党の橋本龍太郎元総理大臣に1億円の闇献金を行ったという事件で世間を騒がせました。


まったく、トホホな話です。歯科医師のイメージダウンはなはだしい。


しかして、今回も歯科医師会の話題。前回は業界団体といいながらも地域医療に対して住民や行政に対する窓口の働きをしている、というお話でした。

今回は、現在の問題点です。なんといっても大きな問題は歯科医師会に入会する歯科医が減ったこと。最近開業する歯科医では約半数は入会しないというデータがあります。
その昔は右へ倣えの時代ですので、開業医にとって歯科医師会へ入ることは当然でした。歯科医師会に入会しなくても開業医として医院を開くことに何の問題もありません。おまけに入会には結構な入会金が必要ですし、自分の医院以外の仕事、つまり雑用が増えます。いつの頃からか歯科医師会に入らない開業医が増えてきました。

しかし、未入会が増えれば現在の主な仕事、地域医療の窓口の仕事がどんどんできなくなってしまいます。

現在、歯科医師会で中心になって働いておられる先生は、ボランティアです。私利私欲のために仕事をされている方はいらっしゃいません。

若い歯科医師の先生もこういった点に目を向けて欲しいと思います。
医療って自分の医院の中だけで十分ですか?リア充してますか?